実は、内装工事に並行して堂内の細やかな装飾も行われました。


中央柱にもまた、ご寄進いただいた竿縁による装飾が施されました。
また、電気の引き込みも行われ、照明も美しく点灯。
堂内は納骨壇の設置を待つばかりとなりました。

暗くなってからのお参りのとき、お堂の特別な雰囲気を感じていただけるのではないかと思います。
そして、最後に正面ポーチとスロープのタイルも丁寧に敷かれていきました。





恥ずかしながら、この鋲をこれまで様々な施設で見てきたはずだったのですが、こうしてこうして打た深く意識したことがありませんでした。
設計図面にきちんと指示があったそうで、細部にわたって、利用される方への配慮を感じました。
こうして、勝縁廟の建築工事は無事終了しました。
これから引き続き7月の落慶に向けて、外構工事・納骨壇設置工事が行われます。
すべての工事が完了するまで、お見守りいただけたらと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

ちなみに、この名号本尊は1917年〜1921年頃にご本山本願寺から下附されたもので、100数年前のものです。