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法座

盆会

8月15日、16日はお盆の御法座でした。
この度の御法座では、8月9日に得度し、浄土真宗本願寺派の僧侶としての歩みを始めさせていただいた新発意・應河の得度奉告・披露もさせていただきました。

得度奉告・披露のおつとめは、應河の調声のもと、正信偈(行譜)で行いました。

そしてこの度のご講師は、広島市中区・永光寺よりお越しいただきました、永光聖法師。


ご講師は、得度奉告・披露に際して、本願寺式務部に勤務されたご経験をもとに、得度式がどのように執り行われるか、儀式に関わる方の心持ちも踏まえてお話くださいました。

得度式は僧侶としてのスタート。その人にとって一生に一度の大切な瞬間。
だからこそ細心の注意を払いながら準備し、荘厳を整えていかれるそうです。
仏具・法具の配置なども厳格に決まっており、所定の位置に置かれます。
儀式の執行に携わる方々が身につけるものも、よい法衣を選び、足袋は得度式に向けて新しいものをおろすほど徹底される。
そんな厳格に執り行われる儀礼の場に長く従事されてきたご講師。

寸分の狂いもない「きちんと整ったもの」に対面する時、いかに自分自身が「このくらい良いじゃないか」といった心を持っていることに気づかされる。

そうお話されたことが印象的でした。

この度の盆会に際しては、ご報告することが他にもございます。

おかげさまをもちまして、庫裡客殿の改修工事もひと段落し、この度の盆会より帳場も新たにしてスタートを切りました。

新設された土間オープンスペースで、法座の準備のお手伝いをいただいた皆様と、お茶の時間。

またこの度、本堂の仏飯器一式の御寄進をいただきました。
この盆会より使用させていただいております。謹んで御礼申し上げます。

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