5月20日、21日は宗祖親鸞聖人降誕会の御法座でした。
昨年、一昨年は新型コロナウイルス蔓延防止の観点から休座したこともあり、3年ぶりにお勤めさせていただくことができました。
この度のご講師は、釈徳水師(安佐南区沼田町・浄宗寺)でした。
ご自坊の保育園の園児さんとのやりとりを通して、「いのち」についてのお話をお聞かせくださいました。
みんな「いのち」がある。
自分だけでなく、人だけではなく、動物、植物、あらゆるものにいのちがあることを園児さんたちは知っています。
そして、園児さんからの「毒のある、他者を害するものにもいのちはあるの?」という意味の質問。
その答えをみんなで考えていくうちに、それは自分自身の姿だったのではないか?という大切な気づきがあったことをお伝えくださいました。
縁に触れればどのような振る舞いでもしてしまう我が身であることを、聴聞させていただきながら省みたことでした。
「宗祖降誕会」への2件の返信
園児さん達! 万物にいのちが有ると素直に信じている。ミサイルにもいのちが有るのと聞かれた大人がちょっと待ってと困惑。子ども達に聞かれて困惑する事は 我々大人が深く考慮する必要が有るのだと 今日の法座で気付かさせていただきました。
この度もご参詣くださり、有難うございました。
子供たちの率直な感覚から気付かされ、教えられることがたくさんありますね。