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徳正寺納骨堂 勝縁廟

外構工事(水勾配)

5月に入り、勝縁廟の外構工事がスタートしました。

外構工事の打ち合わせに際して、施工してくださる皆さんが口を揃えて言われるのは「勾配」についてでした。

雨が降った時の水捌けについて、きちんと水勾配を取らないと、水が溜まってしまい、建物のためにもよくありません。

勝縁廟は基礎を高めにして建てられていますが、そもそもの土地が、立地的に高い位置にあるわけではなく、水路までの水の勾配も非常に取りにくい状態だったのです。

しかも、敷地内の排水は南側にあるこの一箇所だけで、ここに向けての勾配もほとんど取れない状態でした。

「水は、高いところから低いところに流れていく」
お釈迦様の時代以前から変わっていない法則のはずですが、こうして問題に直面してみないと、そんな当たり前のことも深く考えることが無かったと思い知らされました。


それでも、なんとかうまく排水されるよう、検討に検討が重ねられて方向性が決まり、施工がスタートしました。

まず建物外周の土を、勾配を見ながら鋤き取っていきます。
鋤き取りが終わったところに防草シートを敷き
建物をグルリと囲むように、暗渠(あんきょ)パイプが廻ります。
その後、防草シートと暗渠は砕石で覆われました。
水が地面に浸透し切らず溢れてしまう場合でも、西側の端に据えられた集水桝(しゅうすいます)で水を受け止め、押し出すように排水する仕組みが整えられました。

また、東側の駐車場を作るための整地作業も進められていきました。

駐車場は、建物よりも少し高い位置になります。多くの車が出入りして、駐車場のキワが崩れないよう、土圧をしっかりと受け止めることができる、重力式コンクリート擁壁が組まれていきます。
車道との境界も、重力式擁壁でしっかりと止められました。
また、東側の駐車場が、建物よりも高い位置になるため、そこから流れてくる雨水を受け止めるための溝も据えられました。

こうして、勾配を考えながらの外構工事は進んでいきました。

(つづく)

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