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法座

報恩講

12月5日、6日は、報恩講の御法座でした。
本年は仮本堂で、お荘厳も最低限のかたちで営むこととなりましたが、多くのご参詣をいただき、皆様とともどもに、宗祖親鸞聖人のご遺徳を偲ばせていただきました。

ご講師は、呉市本通・明円寺より竹田嘉円師にお越しいただき、お取次いただきました。

宗祖親鸞聖人のご生涯を、当時の時流なども含めて丁寧にお話くださるとともに、宗祖の著されたご和讃を中心に、宗祖のよろこばれたお念仏のお心をお伝えくださいました。

報恩講にかけて、本来四幅の内容を一幅に縮刷された御絵伝のお軸を掛けさせていただきました。
お説教のなかで、御絵伝のお話がありましたから、中休みの間にみなさんの見えやすいところに掛け直しをさせていただいたことを、ご講師が「想いがあれば動く。みなさんに見てもらいたいという想いによって、手前に動いたわけです。阿弥陀さまも想いがあられるから立ち上がり動いてくださっている」とお味わいくださり、有り難く感じました。

6日の昼席は、例年であれば黒瀬組の勤め合い寺院法中のご出勤もいただいて営むご満座のご法要となりますが、本年は住職と若院のみで厳修。

正信念仏偈作法でお勤めいたしました。

法座を終えてからは、本堂の現況を見学していただく時間も設けました。

ちょうど、法座中は工事がお休みだったので、じっくりと工事の進捗状況を確認していただく時間をとることができました。

来年の報恩講は、修復事業を終えて新しくなった本堂で営まれる予定です。
多くの皆様のお力添えあってこそ成すことができる事業です。引き続き、気を引き締めて進めてまいりたいと思います。

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