6月20日、21日は安居会のご法座でした。
お釈迦様がご在世の頃、お弟子方は雨季にはあまり外を出歩かず、一箇所に集まって修行する風習があったと伝えられ、それにちなんだ御法座が安居会です。
まだ梅雨入りには至っていませんが、若干の雨もこぼれるなか、営まれたこの度の安居会。
この黒瀬の地域では、田植えがひと段落した頃に行われる法座であることから「泥落とし法座」や、麦の収穫時期にもかかることから「麦熟(むぎうらし)法座」とも呼ばれてきました。
寒くもなく、暑すぎることもない、お聴聞に適した絶好の気候とも言えるでしょう。
この度のご講師は、楢崎一大師(白木町・順覚寺)
仏法は、いつかではなく今 どこかではなくここ 誰かではなく私のため
改めて、そこに立ち返るお話をお聞かせいただきました。