3月19日、20日は春のお彼岸の法座を営みました。
春のお彼岸の時期にかかる雨を「彼岸時化(ひがんじけ)」と言ったりもしますが、例年にない春の冷え込みも相まって、雪が散るなかでの御法座となりました。
出歩きにくい中ではありましたが、皆様とともに、彼の岸西方浄土に想いを馳せるご法縁の時間をいただいたことでした。
この度のご講師は、呉市焼山・浄心寺よりお越しいただきました大江弘宣師。
お彼岸の語源ともなった、パーラミター(波羅蜜)=到彼岸(悟りに到る)についてのお話を、四諦八正道〜三学〜六波羅蜜の内容を踏まえながら、詳しくお話しくださいました。
仏教の基本的な部分をあらためて振り返る、学びの多いお話でした。
桜の開花もはじまり、いよいよ春の訪れを感じる今日この頃。
この度の御法座も、事前の境内清掃や準備などに多くの皆様のご協力をいただきました。
この場をお借りして、お礼申し上げます。