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本堂修復事業

荘厳・什物搬出

9月18日・19日の二日間にわたって、本堂の大型荘厳をはじめ什物(じゅうもつ=宝物・器具・道具などの意味)の搬出が行われました。

仏具・荘厳の扱いに長けた方々が来られ、一つ一つの荘厳が丁寧に取り外され、運び出されていきます。

特に、ご本尊が御安置してあった須弥壇(しゅみだん)・宮殿(くうでん)の搬出には、慎重に慎重を重ねた作業が行われました。

細かい飾りなどを取り外し
宮殿を屋根部と胴部に分けて解体して下ろします
屋根部には数十年の埃が堆積していました。
宮殿の安置されていた須弥壇は重く、天板などをさらに解体して運び出していきます。

そのほかにも、欄間や、天女、金燈籠、額や絵画なども降ろされ、埃を払って保管しやすい形に整えられていきました。

こうして搬出された荘厳類は、場所を移して保管され、本堂の修復が終えられる日を待つことになります。

こうして、本格的に本堂は伽藍堂となりました。

いよいよ、工事が着工されます。

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