現在、ご門信徒をはじめ、有縁の皆様にご協力を仰いでおります、徳正寺本堂修復事業につきまして、現状における御懇志の状況を鑑み、以下の内容で修復を行なっていくことが決定いたしましたのでご報告させていただきます。
① 屋根の形状を、現在の入母屋から寄棟に変更
屋根を寄棟に作り替えることで、入母屋での修復を行うよりも予算の削減が可能な上、台風・地震に対する強度が増し、長期的な耐久性が確保されるため。
② 屋根瓦は奈良のいぶし瓦での葺き替えを行う
石州瓦での葺き替えも検討したが、近年、石州瓦を生産する会社は減少しており、社寺用の瓦は特注となる。
そのため、社寺用瓦の実績が多く石州瓦と同等以上の耐寒性能をもつ、奈良の瓦を使用するほうが長期的にみて適切との判断から。
9月8日(日)14時から開催されます本堂修復説明会では、以上のことを含めて詳しくご説明いたします。
ご意見、ご質問がございましたら、是非ご参加ください。
今後、施行業者・工事計画詳細が決定しましたら、寺報等でご報告してまいります。
どうか、引き続きよろしくお願い申し上げます。