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令和5年度仏教壮年会総会

5月14日、令和5年度の仏教壮年会総会が開催されました。

まず総会の開会式。
昨年度の物故者会員に哀悼の意を表してお勤めをします。

次に仏教壮年会連盟綱領唱和、会長挨拶と続き、若院が『徳正寺開基450年を迎えて』と題して講話をしました。

講話では、徳正寺開基から450年の歴史についてお伝えするとともに、徳正寺の御本尊や本堂がどのような想いで今日まで受け継いで来られたかを資料をもとにお話ししました。

開基(真宗改宗)までの由来記
開基からの歴代住職
徳正寺本堂に関する資料 明治35年に焼失後、およそ1年半で再建されています。当時の方々の並々ならぬ想いが現在の本堂に込められています。
徳正寺のご本尊は、寛永17年にご本山からお受けしたものと伝えられています。第十一代了誓が継職するにあたり、明治9年に傷みが激しかったため修復が行われた記録があります。そのときに、木佛の中に記されていた内容から由縁が確認されたようです。
徳正寺の喚鐘。現在使用されているものは、現住職が住職継職する際に新調したものですが、旧来の喚鐘も本堂内に設置され、夜間の行事などに使用しています。
この旧来の喚鐘も、御本尊と同じ頃に鎔造されているものです。
そこに刻まれた文字から「お寺に響く声が遠く未来まで限りなく伝わり、あまねく人々をさとりに導く」想いが伝わってきます。

450年のあゆみを振り返る中に、徳正寺に関わってきてくださった数多くの方々がいらっしゃいます。
それぞれの時代を生きてこられた方が遺し、長い時間をかけてあり続けている大切なメッセージがあります。
それらのメッセージは、想いを向けたその瞬間に、今を生きる自分たちに向けて語りかけてきます。

お寺は、そんなメッセージが多く遺された場所であると感じるのです

講話に引き続き、真宗宗歌を唱和。
しばらく休憩に入ります。

続く総会では、昨年度の活動を振り返り、本年度の活動予定を決定いたしました。

コロナ禍でなかなか思うように活動できない年が続きましたが、本年より研修旅行などの再開を含めた事業計画が承認されました。

より活発な会員交流が期待される本年度のスタートとなりました。

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