4月23日、24日は永代経のお説教でした。

永代経は、永代にわたってお経が読み継がれていく「永代読経」の意味や、「永代祠堂経」といって先人方の遺徳を偲ぶ場所を永代にわたってまもっていく意味が込められています。

この度の御講師は、服部法紹師(呉市豊浜町・登照寺)。当山には初めてご出講いただきました。

お説教のなかで、私たちの「知恵」と仏さまの「智慧」のちがいについても丁寧にお取り継ぎくださり、知恵は分別知、智慧は無分別智であることを通してお話くださいました。
私たちは物事を分別していくが、状況が変われば良し悪しの分け方、受け取り方も変わり、迷いを深めることがあることを具体的な例をもってお伝えくださり、そういった物事の分別を超えた世界を如来様の智慧のはたらきにお聞きしていく法悦のひとときでした。

また、この度の御法座から、瓦懇志の記名受付をはじめました。
来年1月末日までの御法座をはじめ、徳正寺の行事開催日(ホームページの行事予定をご参照ください)で記名をしていただけますので、ご来寺の際、お声かけください。
