境内地の一角に、法座の際の駐輪場としてご利用いただくための車庫がありました。
毎年、落葉したイチョウが堆積するので、屋根に登って掃き下ろしをするのですが、老朽化が激しく、ひび割れが各所に多数生じ、踏み抜けてしまう箇所も出てきました。
また、イチョウの木の成長により車庫との隙間も年々狭まっており、その隙間を清掃してくださっていた方が、屋根の突起部分に頭をぶつけて怪我をしてしまうことも起こってしまいました。
このままにしておくのは危険との判断から、この度、解体していただきました。
すると…
なんということでしょう。
死角となって見えなくなっていた本堂再建の碑をはじめ、灯籠やイチョウの木、本堂が一望できるほどに、境内地が開かれたのです。
屋根はなくなりましたが、舗装部は残し、引き続き駐輪スペースとしております。
これまで通り、バイクや自転車などの駐輪にご利用ください。
また、行事予定にも上げておりますが、12月5日、6日は報恩講の法座が営まれますので、ご参詣をお待ちしております。
開かれた境内の雰囲気を味わっていただきたいと思っています。