10月19日、20日は永代経のご法座でした。
ご講師は、呉市豊町大長・本徳寺の辻豊俊 師。
ここ10年間で、みかんの産地で知られる大長の天まで届くようなみかん畑が、だんだんと消えていく様子をお話を交えながら、「昔はあたりまえだと思っていた風景が、あたりまえではなかった」と、お伝えくださいました。聴聞する方それぞれが、今は無きふるさとの情景を想像されていたのではないかと思います。
ご法座の営み方も、緊急事態宣言を受けて、休座させていただくことを幾度か経験する中に、ご法座に集えることもまた有難いことだと味わうひとときでした。
また、この度のご法座にあわせて、本堂向拝のすのこを新調いたしました。
ご寄進いただいた手すりの幅なども考慮していただき、皆様がよりいっそうお参りしやすいよう、幅なども合わせていただいた上、ガタつきがないように調整もしていただきました。
これからも、お経が読み伝えられ、仏法にふれる場が続いていくよう、勤めていきたいと思います。
「永代経法座」への2件の返信
永代経法座。20日は連れ立った友人のお母様の命日。偶然お経を頂きました。感謝‼️ 法座後の座談会。辛うじて戦後生まれの私です。少しだけお姉さま方の戦時中のお話し興味深く聞かせて頂きました。
返信が遅くなってしまいましたが、20日は、ようこそお参りくださいました。
法座後の座談会では、実は…というところから、驚きの連続でしたね。
戦中戦後の激動の物語を深く感じさせていただきました。