令和七年を迎えさせていただきました。ここに新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、徳正寺本堂大修復工事に関してご寄進のお願いを始め、設計・施工にかかる打ち合わせをすすめる中、門信徒をはじめ有縁の皆様の多大なるご協力をいただいたことでした。
おかげさまで、年末には施工業者との契約も終え、年明けからはいよいよ建築材料の準備など、工事着工に向けて、本格的に事業が動き始めております。
改めまして、ここに感謝申し上げます。
そんな令和六年を締めくくる、除夜会・除夜の鐘には、この度も多くのご参詣があり、賑々しくお勤めをさせていただきました。
そして、迎えさせていただいた新年は、午前7時から元旦会のお勤めをさせていただき、午前中は翔凰殿にて新年のご挨拶を行いました。
本年の10月には本堂屋根の解体が始まることから、今の本堂で迎える年越しはこの度の除夜会・元旦会が最期の機会でもありました。
名残惜しくも、感慨深くお勤めさせていただいた除夜会・元旦会でありました。
そして、本年は巳年です。
へびは「脱皮」を繰り返して成長していくことから、再生や永続性を象徴して十二支に数えられているとも言われます。
徳正寺も脱皮・再生していく一年になってまいります。
どうか、本年もよろしくお願い申し上げます。