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令和6年度 仏教講座

11月4日、仏教壮年会の主催において、仏教講座を開催いたしました。


より多くの方にご縁にあっていただきたいとの思いから、公開講座として開催されている仏教講座。この度は、湯来町 一松寺より高山泰秀師にお越しいただき、『衆生のこころを そのままおきて』と題してご講演いただきました。

ちなみに、この度の仏教講座はいつもと違い、講台ではなく、高座を設置して、高座説教でのお話しをいただきました。

徳正寺の高座は、大正7年に新調されたもの。100年以上前に作られた、大変しっかりしたものです。ただ、重量があるため、運ぶときには大人4人以上の協力が必要です…。
この度も、仏教壮年会の皆様が力を合わせて設置してくださいました。


高座を用いたお話は、お説教の本来のかたち。
マイクの無い時代のお説教は、大衆に向けてお話をするとき、遠くに座る人にまで声をとどかせるために高い場所に座り、肝心な部分に節回しを用いて印象に残るように語られてきました。

今回は、そのような昔ながらの伝統的なお説教による、情感に訴えかけるお話の数々に、おみのりにあうよろこびを感じるひとときとなりました。

浄土真宗の先輩方は、古くから変わらない「仏法」のお話し、お念仏のおこころをお寺で聞き、本堂はそれを共通言語として、ともどもに語らう場にして来られたのだと思います。

多くの方がお念仏を喜ばれてきた伝統に、改めて想いを向ける仏教講座となりました。

また、この度の仏教講座に先駆けて、仏教壮年会・仏教婦人会有志の皆さまのご協力により、仏具のおみがき、本堂・境内の清掃をしていただきました。

また、12月の報恩講法座に向けて、座布団のシーツの洗濯も手分けして行っていただいております。


誰もが気持ちよくお参りいただけるように、多くの皆様がご協力くださっています。誠に有り難いことです。

報恩講でも、高座でのお説教が予定されています。
引き続き、皆様お誘い合わせの上ご参詣ください。

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