4月25日、26日は永代経の御法座でした。
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真宗においては、永代にわたってお経を読み伝え、仏さまの教えを代々相続させていただく想いを『永代経』と称して、法座や懇志の名に冠して用いる風習があります。
徳正寺では、春と秋に永代経の御法座を開き、大切におつとめさせていただいています。
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この度のご講師は、長尾量之師(乃美尾・浄願寺)。
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宗祖親鸞聖人が、「南無阿弥陀仏」の六字の意味をどのように解釈されていったか、とりわけ、南無の二文字に込められたお心を、次のご讃題を通して、丁寧にお話くださいました。
『しかれば南無の言は帰命なり。帰の言は、[至なり、]また帰説なり、説の字は、[悦の音なり。]また帰説なり、説の字は、[税の音なり。悦税二つの音は告なり、述なり、人の意を宣述するなり。]命の言は、[業なり、招引なり、使なり、教なり、道なり、信なり、計なり、召なり。]ここをもつて帰命は本願招喚の勅命なり。』(顕浄土真実教行証文類 行巻より)
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御法座にかけて多くの皆様のお力添えもいただきました。誠にありがとうございました。
引き続き、永代にわたって読経がなされるよう、仏法相続につとめてまいります。