徳正寺本堂大修復の工事着工に向け、9月14日起工コンサートを開催いたしました。
これまでも、多くの方々の想いとともに護られてきた本堂が、これからも長きにわたって護持されていくことを念じながらの、現本堂での最期の行事。
満堂の本堂で行われた起工の饗演には、地域や徳正寺とご縁のある3団体にご出演いただきました。
1組目は『親子和太鼓倶楽部 和楽合(わらい)』の皆様
熱のこもった和太鼓の響きをもって、オープニングをかざってくださいました。


続く2組目は、『広島雅楽倶楽部』
住職・若院も所属している雅楽愛好家団体で、今回は雅楽の定番曲である、平調の五常楽急・越殿楽・陪臚を演奏しました。


その後しばらく休憩を取り、第二部の開演。
3組目の『南星楽団』による吹奏楽演奏。住職もアロハシャツで演奏に参加しました。
伽藍堂になった内陣も舞台にして、歌あり、踊りありの大盛り上がりのステージ。




一連の演奏を通して、ご来場くださった約120名、出演者を含めて150名余りの方々とともに、大工事への門出を喜ばせていただきました。
また、この度のコンサートには、郷原町の『DOMA COFFEE』さんにもご出店いただき、コーヒーやジュースの販売提供を行なっていただきました。

ちなみに、終演後は壮年会・婦人会の皆様のお力をお借りして、本堂の椅子などの片付けをしていただきました。

おかげさまで、本堂の中は大型の仏具類を残すのみとなりました。
彼岸会の法座までには、すべての仏具が搬出される予定です。

これから、本堂が生まれ変わっていく様子も、引き続きご報告してまいります。